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BNI Japan Official Podcastでは、ナショナルディレクター大野真徳が、BNIメンバーへのメッセージをお送りします。
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Top 10 Official BNI Podcast Episodes

Goodpods has curated a list of the 10 best Official BNI Podcast episodes, ranked by the number of listens and likes each episode have garnered from our listeners. If you are listening to Official BNI Podcast for the first time, there's no better place to start than with one of these standout episodes. If you are a fan of the show, vote for your favorite Official BNI Podcast episode by adding your comments to the episode page.

【参照】日本語 第89回 推薦の言葉の公式

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第208回は「受け取ることから始まり、与えることで終わる」と題してお送りいたします。日本語版のポッドキャスト第89回をご参照ください。

安:それでは今日は「受け取ることから始まり、与えることで終わる」というタイトルなんですけれども、大竹さん、ぜひこのお話をお願いできますでしょうか。

大竹:はい、ありがとうございます。ちなみに、このタイトルを聞いて何か違和感を感じることってありませんか?

安:そうですね、まず与えることがっていうふうにメンバーとしてはいつも学んでいる気がするんですが、「受け取ることから始まる」というところに、ちょっと違和感を持ってしまったのは私だけではない気がします。

大竹:はい、ありがとうございます。私もこのタイトルを初めて見た時にちょっとびっくりしたんですけど、誤解のないように言っておくと、元のタイトルのまま使っています。これは「チャプターミーティングの順番がそうなっているよ」というところなんですね。チャプターミーティングでメンバー全員が話すセクションというのは2つあると思うんですけど、「ウィークリープレゼンテーション」と「リファーラルと推薦のことばの発表」のところです。最初はウィークリープレゼンテーション、これはゲインですね。つまり、受け取るためのプレゼンテーションをするというところだと思うんですね。ギブのところ、これはリファーラルと推薦のことばの発表のところです。ゲイン最初のプレゼンテーションについては、自分のことについてお話をします。後半のギブですね、与えるというところは、他の誰かについて誰を推薦したかについて話をするアジェンダになっているということなんですね。ミーティングの順番がゲインが先になっているっていうのはとても興味深いなというふうに私は思っています。これは私の解釈、想像なんですけども、リファーラルを受け取って対応してくれるメンバーがいなければ、そもそも与えることもできないんだというふうに思います。このチャプターミーティングの流れというのは、リファーラルマーケティングの流れを初めて参加した人、例えばビジターさんとかにも理解しやすいように設計されてるんじゃないのかなというふうに思っています。最近感じることなんですけど、私たちはこの与えるっていうこと、ギバーズゲインですので、与えるっていうことに関心を向けるあまり、もしかしたら受け取るっていうことについて、ちょっとおろそかにしてしまっていることがあるんじゃないかなと。「私は別に受け取るのはいいです」みたいな、ちょっともったいないなというふうに思っています。この前、インドの名誉ディレクターのアユッシュさんの講演をお聴きしたんですけれども、彼はこういうふうに言っていました。「ギバーズゲインには人を助けるアートと、人に助けを求めるアート、この両方が必要なんだ」というふうにお話をされていました。人を助けるアートと人に助けを求めるアートですね。ギブとゲイン、両方のアートが必要なんだというふうにおっしゃっていました。ウェルスダイナミクスっていう研修を受けたことがあるんですけど、そこでも似たような話を聞いたことがありまして。「本当の富というのは、あなたの最大限の与える力と最大限の受け取る力の中に眠っているんだ。なのでギブも大事だけど、ゲインの力も大事なんだ」っていうふうにおっしゃってました。私たちはウィークリープレゼンテーションではもちろん、自分が受け取ることに集中すること、これを精一杯やること、受け取れるようにすること、すごく大事だということ。同様に、リファーラルと推薦のことばのコーナーでは、他の誰かに与えたことに集中すること、この両方が合わさって初めて、このギバーズゲインという考え方を実践できるのかなというふうに思っています。与えることと受け取ること、これは表裏一体で、受け取ることっていうのは、相手にギブする、つまり与える機会を生み出しているっていうことなんじゃないかなというふうに私は理解をしています。

安:なるほど、ありがとうございます。大野さんはいかがですか。

大野:はい。お話を伺っていてまず一つ思い出したことは、特に男性に多い気がするんですけど、受け取ることの大切さというところを軽んじてしまっている人が実は少なくないんじゃないかなと思っています。人に助けを求めることが恥ずかしいことみたいなふうに感じてしまう男性が少なからずいらっしゃるように思っていて。そうすると、「自分はリファーラルを受け取ることって興味ないよ」みたいな素振りというかオーラを出してしまっていて、周りの人たちはその人に対してリファーラルを出しにくい雰囲気を醸し出しちゃってる時が結構あると思うんですよね。そこをまず気をつけなくてはいけないなということ。これはマインドの問題だと思うんですけど。あともう一つは、今、大竹さんが言ってくれたことの繰り返しになっちゃう部分もあるんですけれども、自分の受け取る部分のセクションと、そして与えるセクションと、しっかりとそれぞれのセクションがあるんだよっていうミーティングのデザインを、参加されるメンバーの方、一人一人がしっかりと認識して、そこに関わっていく、参加していくってことが大切かなと思います。一人のメンバーとして受け取るということのしやすさを追求するということと、与えるというところも、もちろん日頃メンバーの皆さんが意識されていることだと思うんですけども、そこもしっかりとレベルを上げていくってことが大切かなという風に感じました。

安:はい、ありがとうございます。やはり受け取るということを意識した時に、私自身もメンバーとして活動していると受け取ったことに対して与えてくれたメンバーに対する感謝の気持ちを表現することによって、また与えるっていう側の人の気持ちもまた嬉しくなるというか、前向きになっていくなということをすごく実感していて、それが続くことによって、お互い与えることも、また受け取ることも、どちらも自信を持ってできるなっていうことを強く実感しています。ありがとうございます。それでは、そろそろ終わりに近づいてまいりましたけれども、大竹さん、メンバーの皆さんにメッセージはありますか?

大竹:はい、ありがとうございます。BNIのチャプターミーティングのアジェンダっていうのは全世界で共通のものになっていると思うんですけど、ただ、生み出されるビジネスの成果っていうのは大きく異なってるんじゃないかなっていうふうに思います。これはもちろんチャプターの人数とか、どんな人が参加しているかっていうことも影響しているとは思うんですけれども、私自身は「チャプターミーティングでBNIの7つのコアバリューをどれくらい意識して実践しているか」っていうことが一番大きな違いを生むんじゃないかなっていうふうに思っています。さっきのゲインのパートとギブのパート、両方をきちんと実践しているかっていうこと。これによってギバーズゲインがちゃんと循環する形になっていると思うんですね。どっちかがおろそかになっていると、循環していかない、回っていかないということになってしまうと思います。その他にもオープンネットワーキングっていうセクションが最初にあると思うんですけど、全メンバーがそれこそビジターさんに対して、メンバーに対してギバーズゲインの姿勢で臨んでいるかだったりとか、関係構築をするためにどんな話をしているのかとか、トレーニングで学んだことをどれだけ実践しているのかといったことによって、成果が異なってきてしまうのではないかなというふうに思います。チャプターミーティングをビジネスミーティングへの参加と意識だけではなくて、コアバリューを習慣にして自分の生き方に取り入れていく場として参加してもらえたら嬉しいなというふうに思っています。BNIを通じてビジネスのやり方を変えるだけではなくて、自分の生き方を変えていくこともできるんじゃないかなというふうに思っています。

安:ありがとうございます。大野さんからはいかがでしょうか。

大野:はい。今日のテーマでもう一つ大事なことをお伝えしようと思うんですけど、今のはミーティングの設計の話、受け取る部分と与える部分、それを実際実りあるものにするためには、以前「9990対90」というポッドキャストでも取り上げてますけども、ミーティングとミーティングの間にどういう行動ができるかというところがその次のミーティングをどれだけ実りあるものにするかということなので、そこを強く意識して、次のミーティングの受け取るセクションと与えるセクションを充実させるために、自分はどういう行動をこのミーティングとミーティングの間の9990分の間にできるか、そこを改めて考えてみていただきたいなと思います。

安:大竹さん、そして大野さん、ありがとうございました。

大野:ありがとうございました。

大竹:ありがとうございました。

安:最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがだったでしょうか。皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていければと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week.

第208回 受け取ることから始まり、与えることで終わるBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。

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Official BNI Podcast - 第202回 ストーリーで人々に影響を与える
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10/02/24 • -1 min

【参照】英語版Episode 793: Influencing People with Stories

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第202回は「ストーリーで影響を与えよう」と題してお送りいたします。英語版のエピソード 793 をご参照ください。

安:それでは、大野さん、こんにちは。

大野:こんにちは。

安:大竹さん、こんにちは。

大竹:こんにちは。

安:今日は大野さんはどちらからご参加ですか?

大野:今日はですね、 BNI ナショナルオフィスのある東京の三鷹に来てます。

安:なるほど。ありがとうございます。大竹さんはどちらからですか?

大竹:私は千葉県の君津市の山奥にある自宅から参加をしております。

安:ありがとうございます。

大竹:安さんはどちらからですか?

安:はい、私は今日は函館から参加をしております。さて、今回は「ストーリーで影響を与えよう」ということなんですけれども、大野さん。

大野:はい。

安:こちらの話をぜひしていきましょうか。

大野:そうですね。BNIの3+1の+1っていうのは、実はシェアストーリーという意味なんです。何かを伝える時にストーリーを使うことがとても効果的で、影響力を最大化することができるんですね。マイズナー博士も繰り返しストーリーを語ることが大事だと教えてくれています。素晴らしいストーリーというのはとてもパワフルですよね。例えば、感動を呼んだり、人々を笑顔にしたり、心に響くものがあります。大竹さんがよくシェアしているストーリーというのは何かありますか?

大竹:はい。そうですね。私がBNIのメンバーとして体験したストーリーなんですけれども。ちょうどメンバーとして 2年ぐらい経過した頃、なかなか自分が本当に受け取りたいリファーラルを受け取ることができなくて悩んでた時期だったんですよね。ちょうどそのモチベーションというか、そういうものが下がっていって、ちょっと体調を崩したのもあって、欠席をしてしまったんですね。その時に、ある年上の女性のメンバーが、電話をしてくださってですね、それにすごく勇気づけられたという経験があります。その電話でですね、私の欠席に対する理由を問うということではなくて、ちょっとその叱咤激励というか、「あんた何休んでんのよ、早く出てきなさい。」みたいな感じで、言われたんですよね。その時に、すごく嬉しかったんですよね。なんかこう、私は必要とされてるのかもしれないと。 2 年間やってきて、リファーラルも結構貢献をたくさんしていく中で、「なかなか返ってこない。」と、「自分は本当にここに必要とされてるんだろうか。」ということが、ちょっと自信がなくなっていた時期だったんですね。その一言、単純な一言なんですけど、その電話によって、私はモチベーションを回復することができて、その後半年後ぐらいですかね。実際にその自分にとって、理想的なリファーラルに出会うことができたということなんですね。その方のおかげだったなというふうに思っています。

大野:わかりやすくて、しかもね、似たような状況の方々がおそらく結構いらっしゃると思うので、インパクトありそうですよね。

大竹:はい。

大野:素晴らしいです。ありがとうございます。

安:ちなみに大野さんはどのようなエピソードをお持ちですか?

大野:そうですね。私の場合、ある個人的に関わっていたチャプター担当ディレクターを持ってた時なんで、随分前なんですけども。名古屋のあるチャプターなんですね。発足してからちょうど 1年、最初の更新を迎えてまとまって、 5、6人抜けてしまったんですかね。たしか更新されなくて。人数が 17人ぐらいになってたと思うんですよ。ちょっと心配はしたんですけども、メンバー数が減った時のメンバーの皆さんの様子を見ていると、なんかワクワクしてるんですよね。メンバー数減ってるのに、焦りとかそういうのが全然なくて、むしろ目を輝かせていて、これならいけるみたいな雰囲気だったんですよ。それから彼ら僕は別に何か言ったわけではないんですけども、自主的に皆さん、有志がミーティングの後集まって、「これからチャプターを盛り上げていくにはどうしたらいいか。」っていうことを毎週毎週、定例会の後に話し合ってたんですよ。その様子を見て、何て言うかな、すごく頼もしかったし、これなら全然心配ないなと思って、様子を見てたんですね。その結果というか、その後間もなくですね、 1年もしないうちにその 17人とかっていう人数から、今のチャプタートラフィックライトってあるじゃないですか。全国のチャプターのパフォーマンスが見られるチャプタートラフィックライトで 1位になったんですよね。 1年経たずして。それだけでもすごいと思ったんですけど。その後、プラチナチャプター 50人以上のプラチナだったり、チタニウム 75人、そして 100人超えてダイヤモンドまでいったんですよ。

安:すごい。

大野:それも、そんなに時間かかってなかったと思うんですね。最近でこそ、少し 100人割って、 70人台後半だったかな。でも皆さんやっぱり 100人台を回復させたいっていうことで、すごく思ってらっしゃるようで、そこもやっぱり頼もしいですよね。だから私個人的にはすごく、彼らのその当時の、「自分たちのチャプターをもっと元気にしたい」、「活性化させたい」という思いを共通の思いを持ってやられて、その結果として、そういった日本を代表するようなチャプターにされたっていうのは、すごい個人的には誇りに僕は思っていて、よくそのチャプターの話をいろんなところでさせていただくんですけど。やっぱり自信をなくしてしまうとか、チャプターとして、あるいは「盛り上がってないからどうしようか」って頭を悩ませてるリーダーシップチームの皆さんも、この時期結構いらっしゃると思うんですけど。でもそういう人たち、そういうリーダーシップチームの人たちとか、メンバーの皆さんにこういった話をシェアさせていただくと、なんか自分たちもやっぱりできそうだって思っていただく機会があると思うんですよね。そういうストーリーを伝える、似たような状況の人たちの話とかって、共感をしやすいと思うので、効果的なんじゃないかなと思うんですよね。

安:確かにそうですね。

大野:あと、このストーリーの有効な場面として。例えば、会社のビジョンとか組織のビジョンっていうのは、ストーリーを使って伝えるっていうことはすごくやっぱり有効だし、やるべきだなと思うんですけど。大竹さん、その辺どういうふうに普段意識されていますか?もし差し支えなければ、大竹さんの今仕事されている、あるいは BNI をされている理由とか、 WHY とかってありますか?

大竹:はい。私たちの東京港中央リージョンのビジョンが、人生を変えるリファーラルをすべての人に。というビジョンなんですけれども。最初にそれを立てた時に、そのフレーズだけを一生懸命繰り返していて、全く伝わらなかったんですよね。「へー。」って感じで、「まあいい言葉だね。」、みたいな感じでいて、全く浸透しなかったんですよね。結局やっぱり、そのビジョンの裏にあるストーリーが必要なんだということに気づいて、じゃあなぜ私がそのビジョンを立てるに至ったのか、っていう自分のストーリーを語るようにしたんですよね。そしたらですね、みなさんそのビジョンに紐づくようなストーリーをどんどん語ってくれるようになってですね。例えばある時は、あるチャプターのビジターホストの方が、「人生を変えるリファーラルをすべての人に、というビジョンがこのリージョンにはあって。それに関して私のストーリーはこういうものです。」っていう風に話をしてくれたということがあったんですよね。やっぱりこのストーリーがどんどん積み重なっていくと、ビジョンが強くなっていくというか、育っていくっていうこと、ビジョンって生き物なんだなっていう風に感じたんですよね。その生き物としての栄養がストーリーなのかなっていう風に感じたことでした。

大野:いいですよね。私も、もし差し付けなければシェアさせてもらおうと思うんですけど。大竹さんと同じようにビジョンって、ややもするとちょっと綺麗事みたいにどうしても聞こえやすいと思うんですよね。でもやっぱり、なぜ自分がそれを目指すのか、みたいなところでいうと。私の叔父の話なんですけど。 僕が社会人になって間もない頃に、僕の叔父からですね、「うちの養子になってくれ」って言われたんですよね。大野の本家の叔父だったので、養子になって、要は「事業を継いでほしい」みたいな、「助けてほしい」みたいなことを言われたんですよ。でも叔父はその当時、小さなスーパーマーケットを千葉県でやってたんですけども。大型商業施設が近くにできて、お客さんを取られてしまって、経営がたぶん傾いてたんだと思うんですね。私は当時全然興味がなく、ちょっと上の空だったんですよ。それをすごく僕は、後々後悔することになったんですけど。結局叔父はその店を畳まなくちゃいけなくなって、もう大分前に亡くなってるんですけど。今でもそのことがすごく悔いとして残ってしまっていて、結局この自分が BNI っていうものを、実際に自分でやって素晴らしい仕組みだなと思って日本に紹介したんですけど。続けて今18年やってこれてるっていうのは、その時の後悔がすごくあって。やっぱり、「叔父みたいな人を、日本からなくさなくちゃいけない」、「叔父みたいな人を日本からなくしたい」、「そんな思いをさせたくない」っていうのがあって。だからこそ、「BNIの仕組みを日本全国に 1 日も早く伝えたい」っていうふうに思うんですよね。だからいつか全国に広まるじゃダメなんですよ。だから今でもきっと待ってる人がいる。 BNI を使える日を待っている人がいる。もしかしたら、知ってる人も知らない人も両方いるかもしれないんですけど。でもそのBNIを必要としている人たちの元に、このBNIのBNI仕組みを 1 日も早く届けるっていうスピード感がすごく大事で、それが、日本で目標数字として掲げて、それを達成していくっていうことをスピード感を持ってやっていくっていうのが、自分のすごくやりたいっていうか、責任、役割なんだなという風に思ってるって話をさせてもらうんですよね。

大竹:すごい良いですね。うん。

安:かなり今、心を動かされましたよ。すごい、なんか初めて聞いたと思って。ただ単に「広めていきましょう」っていう話ではなくて。どうしてその広めていくことが大事なのかっていう、本当に大野さんの心の一番内側にあるきっかけを。

大野:結局今の僕の話って、自分のことじゃないですか。個人的な話じゃないですか。だからもしかしたら全然、大竹さんとか安さんには関係ないことなのかもしれないんだけども。でもその、「なぜ大野っていう個人が BNI を日本に紹介して、それを 18年、もう 20年近くも続けてきてるか」っていう理由が自分もなん...

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Official BNI Podcast - 第214回 人脈畑を耕そう
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01/01/25 • -1 min

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第214回は人脈畑を耕そうと題してお送りいたします。

安: さて、大野さん、大竹さん、今回もよろしくお願いいたします。

大野:お願いします。

大竹:お願いします。

安:今回のテーマが「人脈畑を耕そう」ということなんですけれども、大野さん、どんなお話でしょうか。

大野:はい。これは前回の、ネットワーキングからもう少し掘り下げていこうということなんですけど、「人脈畑を耕そう」という今回タイトルにしているんですけども。前回の確かチャットGPTの回答の中にも、新しい人とのつながりを作るというのが、人脈を広げるということの、目的として説明があったと思うんですね。ただ、ネットワーキングって、新しい人との出会いを作るだけじゃないんですよね。実はもうすでに知っている人、もうそれこそ長年お付き合いのある人との関係性を深めていくということも含めてネットワーキングだと思うので、そこを改めて、重要性というのを一緒に話していければと思います。

大竹:今の話に関連してなんですけど、最近やってみたワークがありまして、私たちのリージョンのDNAミーティングというのを毎月やってるんですけど、先日そこに、千葉セントラルリージョンの関さんに来ていただいて、人脈畑を確認をする、ワークをやっていただいたんです。思い浮かぶ方の名前を挙げていくんですけども、まず家族、親族から始まって、学生時代の友人という形で始まっていくんですけれども、すごく良かったなと思うのは、例えば家族の顔を思い浮かべて名前を書いて、その次に考えるのは何を与えてもらったのかということを書き出す、ゲインの方です。その次にギブの方です。何を与えることができたかということを書き出していく。最後に関係性ということで、どういう関係性なのか、いいのか悪いのかも含めて、どれぐらい前に、例えばコンタクトをしたのかとか、そういったことを書き出していくということをやったんです。そのワークをしてみて気づいたんですけれども、ゲインの方、与えてもらった方は結構書き出せるんですけど、与えた方、ギブの方がパッと出てこなかった人がやっぱいるんです。これはまずいなと、もう本人に聞こうと思って。例えば私は妻に対して、何をギブしてるかってことが出てこなかったんですね。なので、「これはちょっと聞いてみよう」と思ったというのがあります。ゲインすることに関しては、自分がもう与えてもらったことなのですぐわかるんですけど、ギブできていることについて確認をするってすごく大事だなというふうに感じました。

大野:今のお話は、リストということですよね。

リストを作るというと、営業のために取られる手法だと思うんですけども。これ大事なステップなんですよね。ただ今回、多分大竹さんもシェアしてくださったのは、自分が役に立つ場合と、あるいは助けてもらう場合の両方について、思いを巡らすというか、思い出すという作業なので、すごく面白いし、意義深いですよね。

大竹:そうですね。今回、人脈畑ということで、畑という風に、言ってると思うんですけど。自分の畑を定期的に、管理するというか、見直すことってすごく重要だと思うんですよね。私、田舎に住んでいるので、畑の状態で、その家の方の信頼がやっぱ変わってくるんですよね。

大竹:ちゃんと管理している方はその地域からの評判が上がるんですけど、ほっといているとどんどん評判が下がってくるというのがありまして。畑だったら、目に見えるんですけれども、人脈とか繋がりというのは目に見えないので、リストアップという形で1回目に見える形にして俯瞰してみるってすごく重要だなという風に感じました。

大野:既に知ってる人たちとの関係性を深めるって言いましたけれども、これそんなに難しい話じゃなくて、さっきみたいに何かを頼るとか、お願いするというのも、これ実は畑を耕すことになると思うんです。小さいことをちょっとお願いしてみるとか、あるいは逆に小さいことなんだけども、役に立とうとする姿勢を見せるとか。例えば以前、私の知り合いに薪ストーブの販売をされている方がいたんですよ。薪ストーブに関する新聞の記事を見かけたので、「あ、きっとこの人、こういった記事を関心を持って読まれるんだろうな」と思って、「もしかしたらもうすでにお読みかもしれないですけど」って言って、その切り抜きの部分をデータとしてお送りしたりとかしたんです。それはなんてことない、すぐにできちゃうことなんだけども、気にかけてくれているというのをお互いが知ることで、関係性って深めることができると思うので、何かあって一緒に食事をしなくちゃいけないとか、あるいは大きな貢献をしなくちゃいけないとかって考える必要がなくて、連絡をするというだけでも、ちょっとした、土に鍬を入れるみたいなことになると思うので、やっていくといいんじゃないかなと思いますね。

安:確かに。そういう風に考えてみると、耕していくというのは結構身近なところにたくさん、やり方が転がっているのかなと思いました。「どんな風にじゃあ耕していけばいいんだろう」って。結局、そこのファーストステップを作り出せていない人もまだまだ多くいるのかなと思っていて。でも、ちょっとしたそういう記事を見つけて、「こんなのあったよ」って伝えるだけでも、それは大きなネットワーキングの最初のステップになるのかなって、思いました。

大野:なのでやっぱりリストを作るところからぜひ始めていただきたいと思うんですけど。リストを作ったらその数がまずは少なくてもいいと思うんですよね。まずその人たちと連絡を取り合う。そしてあるいは1to1でもいいですし、会い始める。その会った時に、あるいはZOOMでもいいんですけど、話をした時に、相手の人が今どういった目標を持っているかとか、夢を持ってるかとか、あるいはどんな困りごとがあるかとか、そういった相手を気にかける、そういった姿勢でいろいろと聞いてみる。そうすると距離が縮まるだけじゃなくて、自分がその人の役に立てる場面というのが、もしかしたらイメージできるかもしれない。その結果、お役に立てるかもしれないというところだと思うんですよね。そうすると何が起こるかというと、さっきのリストの活用法というところになるんですけども、相手の人が持っているニーズによって、もしかしたら自分が提供している商品とかサービスが役に立つかもしれないし、もしかしたら自分の所属しているチャプターの他のメンバーの提供している商品サービスが役に立つかもしれないし、もしかしたらその方がミーティングに来てもらうことで、ビジターとしてそれが何か、その人にとって大きなヒント、きっかけをつかむことにつながるかもしれないし、ということだと思うんですね。なのでもちろんBNIじゃなくて、BNI以外の人、BNIの外の人にお繋ぎするのが、その人にとっての課題を解決することにつながるかもしれないし、全く別の方法かもしれないですよね。なのでリストを作ったら実際にこれを使い始める。いろんなコンタクトマネジメントシステム、CMSというのがあると思うんですけど、そういったものを使って、相手の人の今の関心事だとか夢だとか目標みたいなのを記録しておいて、適切な場面で適切な人を紹介したり、適切な場所にお誘いしたりとかいうことが、本当の意味での「人脈を耕す」ということにつながるんじゃないかなというふうに思いますね。そういうことを繰り返していると実は、リファーラルがどんどんいろんな人に提供できるし、自分のビジターの数を増やすために声をかけるわけじゃなくて、そういうことを意識しなくても、結果としてビジターは来てもらえるようになるので。来てもらうじゃなくて、その人にとって良い選択肢であれば来てもらうという形ですよね。だからその人のために、お越しいただくということなので、決して自分のためにお願いすることではない。改めてチャプターで、皆さんで意識してもらえるといいかなと思いますよね。

安:はい。それではそろそろ終わりの時間が近づいてまいりましたが、大野さんや大竹さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか?

大竹:そうですね、今日、「人脈畑を耕そう」ということで、畑の状態が日々変わるのと同じように、自分のつながってる人たち、大切な人たちの状況も日々変わっていくものだと思うんです。そこに対して、「十分に気にかけていられたかな」と思った時に、「そうではなかったかな」という風に思いました。ですので、これは定期的に、習慣的に、どういう状況なのかということを、自分の人脈畑の確認をして、自分から耕しに行くということを習慣化していこうというふうに感じました。

安:ありがとうございます。大野さんからもぜひ。

大野:はい。ある人が、「私はこのリストを近々、1000人にすることを目標にしてます」っておっしゃってたんですね。1000人って結構な数だと思うじゃないですか。でも365日で割り算すると、おそらく1日あたり3人くらいって話ですよね。3人の人に、コミュニケーションを取っていくって、まあまあ負担はあると思うんですけど、でもその可能性ってすごく大きいと思うんですよ。1000人の人がどれだけ、いろんな課題や目標、夢を持ってらっしゃるかということを考えると、ご自身が持っている1000人の人脈畑の可能性の大きさというのを開花させるのは、自分のネットワーキング次第ということかなと思っています。

安:はい。まさにリストを作ることも大事だし、そこから行動につなげていくためのリストをアップしていきましょうということですね。私もしっかりとリストを整備してみようと思います。大野さん、大竹さん、ありがとうございました。

大野:ありがとうございました。

大竹:ありがとうございました。

安:最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか。皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを残していただけると嬉しいです。皆さんの声が次回のトピックや内容をより良くしていくための大切なヒントになるかもしれません。一緒にこのポッドキャストを成長させていけたらと思っています。それでは次回もオフィシャルBNIポッドキャストでお会いしましょう。See you next week.

第214回 人脈畑を耕そうBNI Japan Official Podcastで公開された投稿です。

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Official BNI Podcast - 第213回「ネットワーキングを再考してみる」
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12/25/24 • -1 min

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第213回は「ネットワーキングを再考してみる」と題してお送りいたします。

安:さあ、今回も大野さん、大竹さん、よろしくお願いいたします。

大野:よろしくお願いします。

大竹:よろしくお願いします。

安:今回のテーマは「ネットワーキングを再考してみる」ということなんですけれども、再考って再び考えると、漢字の再考なんですが、大野さん、こちらのお話をぜひ。

大野:はい、このネットワーキングというのは、BNIにとってすごく大切な、行動というか、要素になってくると思うんですけども、それを改めてしっかりと確認しておくってことを今回テーマとして取り上げた理由となっています。

安:はい、結構言葉そのものはすごく広い意味に捉えられることが多いですよね。

大野:今回実は、チャットGPTに、聞いてみたんです。プロンプトとしては、ネットワーキングという言葉から連想される行動や目的は何ですか?という質問に対して、世間一般の人たちはどのような回答をすることが予想されるか、想定される回答を20個挙げてくださいと聞いてみました。

安:すごいイマドキですね。

大野:安さんとその回答を共有させていただいていると思うんですけども、いくつか気になるのをピックアップしてもらってもいいですか?

安:はい、じゃあ私が気になったところで、一般的にネットワーキングというと「人脈を広げる」というところかなと。

大野:新しい人と繋がるっていうのは一つありますよね。

安:はい、まさにそうです。それから情報交換をすること。これはお互いの業界の動向やノウハウを共有して学び合うというのがある。

大野:これはたしかマイズナー博士もおっしゃってた3つの人脈の中の、ありましたよね。

安:それからですね、やっぱりビジネスの機会ということでいうと、仕事の機会を探すというのもチャットGPTが教えてくれてるんですけど、これもまさに皆さん考えてらっしゃることですよね。

大野:そうですね。これを聞くと、多分多くの方がイメージされるのは、巷の交流会とかで、いろんな方とお会いして、名刺交換して、そうすると自分のお客さんになってくれる人とか、ビジネスのチャンスを広げるきっかけを作れるんじゃないかということでイメージされる方が多いんじゃないかなと思いますよね。

安:そうですね。一番この辺はやっぱり強い印象を持つ部分かなと思います。あとは、BNIの中でいうと、「異業種の人と交流する」っていうのがありますね。異なる分野の人々とつながって、新しい視点やアイディアを得るというのがありますね。

大野:そうですね。

安:あとは「信頼関係を構築する」とか、「新しいアイディアを得る」とか、こんな話があったり、「自己成長の機会を得る」といったような内容があるんですが。

大野:ほんと多岐にわたっていて、いろんな目的とか使い方、ネットワーキングの使い方っていうのがあるんだなっていうのはわかりますよね。これお聞きのメンバーの皆さんもぜひチャットGPTで、ご自身で似たような質問を、先ほどの同じプロンプトでもいいですし、違ったものでもいいと思うんですよね。ちなみに同じ質問しても違う回答が出てくるっていう話を聞いたことがあるんですけども、これは本当ですか?

安:そうみたいですよ。ある程度は似たような回答が出るようですが、例えば言葉の使われ方が違うとか、項目も今20個っていうふうに大野さん質問されましたけど、その20個の中の構成も結構違っていたりして、いろんな人がやるといろんな答えが出てくるのかなって。

大野:そうですね。

安:そう思いました。

大野:面白いですね。

安:はい。

大野:ぜひやってみていただきたいんですが、今日のこのテーマを取り上げた一つの目的としては、BNIならではのって言ったら変なんですけども、どういうふうにネットワーキングというのを捉えるべきなのかというところなんですが、先ほど交流会の件で話した「自分のビジネスにつなげる」という目的で、そういったネットワーキングを活用する。これは実は、BNIでもそういう部分っていうのは当然あるんですけども、その中で大切だと思うのは、心構えというか、マインドセットだと思うんですよね。

安:マインドセット。

大野:この辺、大竹さん、こういった心構えでネットワーキングというのを捉え、行動するといいんじゃないかというのがあればお願いします。

大竹:そうですね。まずはギバーズゲインという考え方の通りに、自分が相手に何を与えられるのかということ、その姿勢から入るというのがすごく重要だと思うんですけれども、先ほどのチャットGPTで出てきて、ちょっと印象的だったものがあって、「サポートを得る」っていう項目があったんですよね。つまり人に頼るということも、ネットワーキングの一つだということなんですよね。マイズナー博士も意義深い関係構築これはBNIのミッションでもあると思うんですけど、意義深い関係構築を築くと。意義深い関係というのは、「相手に頼る資格があると、頼ることができると、そういう関係性のことを言うんだ」みたいなことをおっしゃってたんですよね。なのでそういうギブギバーズゲイン、ギブだけじゃなくて、そのゲインというところも含まれているといういうことで、すごく考えさせられるなというふうに思ったんですよね。

大野:そうですね。日本だと他の人の手を煩わせたくないっていう、文化があるじゃないですか。なので助けて欲しいとか、そういった言葉を口にするのもなかなかハードルが高い人もいるんじゃないかなと思うんですよね。あともう一つは、先ほど大竹さんがおっしゃってくださった姿勢というところで、「How can I help you」というところだと思うんですよ。
もしかするとメンバーの皆さんって、チャプターのメンバーと1to1を重ねていく。それで相手の方にリファーラルという形で与える。それがギバーズゲインの実践だっていう風に解釈されている方も少なくないんじゃないかと思うんですけど、本当の意味では恐らくギバーズゲインってチャプターに限定されるべきものではないと思うんですよね。
一つの生き方って言ってしまってもいいんじゃないかと思うんですけど、むしろBNIメンバーとか、外の人とか、ビジネスの中の人とかって区別する必要は一切なくて、日頃からいろんな人に、目の前の人にどんな風に自分が役に立てるかっていうことを忘れずに意識しておく。
そうすると、ネットワーキングっていうものがより意義の深いものになっていくと思うんですよね。間違っても、例えばチャプターのメンバー数を増やしたいから、ネットワーキングして、いろんなところに行って、ビジター候補を見つけてくるとか言うのだと、ちょっと違うのかなと思うわけですよね。あくまでBNIの外の人であっても、他の会だったりとか、他の交流会とかに行ったときに、そのお一人お一人の自分がどういうふうに役に立てるかというところを忘れずに「How can I help you」の、の精神に沿った会話とか質問ができるといいんじゃないかなというふうに思いますね。

安:そうですね。まさにその心があれば、どんな時でも本当にネットワーキングができるようになるなと。私もこのBNIの活動だけではなく、それがきっかけとなって、実際にBNI外のところでもネットワーキングをそんなに意識しなくてもできるようになっているので、これは本当に大事な考え方だし、大事な行動だなと思っています。

大野:そうですね。だから先ほどのビジターの話を先にしてしまってますけど、目の前の人の役に立つ手段というのはいくつか考えられるわけですよね。もちろん、誰かチャプターのメンバーを紹介するとか、あるいはチャプターに来てもらうっていうことで、その人の何か役に立てるかもしれない。一方で、BNIじゃなくて、誰か他の知り合いを紹介するってことかもしれないし、あるいは必要な情報を持っているのであれば、それを提供する、共有するっていうことかもしれないですよね。なので常にBNIの活動に紐づけてないといけないっていうことではないと思うので、そこはもっとオープンに、目の前の人のために何ができるかっていう視点で十分じゃないかなというふうに思いますね。それとこれ次の、予告になっちゃうんですけども。実際にいろんな人と会っていく中で、これはもう先ほど言ったようにBNIメンバーもBNIの外の人たちも含めてなんですけども、「どういったツールとか、あるいはどういった方法で人脈を耕していけばいいのか」っていうテーマで次回お話ししたいと思うんですね。これはBNIのメンバーの皆さんに限らず、全ての人に知ってほしいテーマです。そうすると、日本を変えられるだけじゃなくて、本当に世界を変えられる。それぐらいの可能性を持ってると私は思ってますので。

安:画期的な方法なんでしょうか。気になりますね。

大野:楽しみにしておいてほしいですね。

安:はい、ぜひ皆さんに引き続きポッドキャスト聞いていただきたいと思います。それではそろそろ終わりの時間が近づいてまいりましたが、大野さんや大竹さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますか?

大竹:はい。今日は「ネットワーキングを再考してみる」ということで、ネットワーキングについて深く考えてみたんですけど、最初は、私も人脈を広げるとか、ビジネスのつながりを作るっていうイメージでいたんですけども、最近は人との関わり方を変えるっていうことなんだなということを、今日大野さんの、話を聞いてても思いました。人とどう関わるかっていうのは、多分一生涯これから、生きていく中でどういう人生を作っていくかってことに関わってくると思いますので、すごく今日は、感慨深い回だったなというふうに思います

安:はい、ありがとうございます。大野さんからも改めてよろしければ一言お願いできますでしょうか。

大野:はい。先ほどチャットGPTのいろいろな回答を見させてもらって、すごく興味深く見てましたけども。結局その先ほどの、どうしたら目の前の人に役に立てるか「How can I help you」の精神っていうのが大前提にあって、それに沿った、コミュニケーション、会話をしていけば、その結果、先ほどのチャットGPTが回答してくれたような目的とか、あるいは結果をもたらすことができるはずなので、そこの大前提を、常に忘れずにいろんな方のお役にたっていただけたらと思いますね。

安:はい、ありがとうございます。まさにBNIだけではない、本当に普段の生活でもとても重要なお話が今日も伺えました。大竹さん、そして大野さん、ありがとうございました。

大野、大竹:ありがとうございました。

安:最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のお話はいかがでしたでしょうか。皆さんからのご意見やコメント、本当に励みになります。よろしければInstagramやYouTubeで発信しておりますので、公式サイトと合わせてぜひコメントを...

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Official BNI Podcast - 第205回 こんな1to1をしちゃってませんか?
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10/23/24 • -1 min

【参照】日本語版

第35回:もっと1to1で、もっとビジネス
第98回:1to1独占禁止令

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第205回はこんな1to1をしちゃってませんか?と題してお送りいたします。日本語版のポッドキャスト第35回、第98回をご参照ください。

安:皆さんこんにちは!BNIメンバーの安さやかです。オフィシャルBNIポッドキャスト本日もBNIJAPANナショナルディレクターの大野代表と、BNI東京港中央リージョンエグゼクティブディレクターの大竹さんとともにお送りしております。第205回は「こんな1to1をしちゃってませんか?」と題してお送りいたします。日本語版のポッドキャスト第35回、第98回をご参照ください。このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するコンクリ株式会社と、ビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。それでは大野さん、こんにちは。

大野:こんにちは。

安:大竹さん、こんにちは。

大竹:こんにちは。

安:今回は「こんな1to1をしちゃってませんか?」ということで、1to1のお話になるかと思いますが、どのようなお話になるでしょうか?

大野:はい。この1to1って、BNIの活動においては、最も大事と言ってもいいんじゃないかなと思うんですよね。このテーマって何回か取り上げていますけども、これまでに。改めて取り上げるということをすると、このテーマを扱う私たちも結構振り返って、僕は個人的にも結構、気づきというか、改めて学んだこともおかげさまでありましたし、はい、楽しみにしてます。

安:確かに学びがたくさんありますよね。ちなみに大竹さんは1to1についての何かエピソードはありますか?

大竹:そうですね、ポジティブな体験もネガティブな体験もたくさんあるんですけれども。わかりやすい部分で、ネガティブな体験からちょっとお話をすると、例えば1to1をするときに事前にシートを交換しておくことって多いんじゃないかなと思うんですけども、ちょっと古いんですがっていう断り文句付きではあるんですけども、3年前のシートが出てきたりするんですね。そうすると、ちょっと私の中でテンションが下がるというか、本人の年齢も違うし、お子さんの年齢も違ったりするわけですよね。なので「あ、なんかあんまり大事にされてないな」っていう感じになってしまうので、ちょっとくじけてしまうときがあります。

安:なるほど。確かにそれは私自身も経験があるので、非常に共感できました。

大竹:なんかそのシートを交換するってのが、形式になってしまっていて、あまり重要視してないのかなという風に感じましたね。なので信頼関係を築いていくっていう目的からすると、最初にハンディキャップを負ってしまうというか、残念な結果になってしまうなという風に思いますね。

安:いろんな1to1の仕方が最近出てきたなという風に、メンバーである私も感じることが増えてきました。特にオンラインになってから、以前から言われてるような、例えば略歴シートとか1to1のGAINSシート以外にも様々な資料が出てくるようになって、1to1の機会が非常に幅広く取り扱われるようになってきたなというふうに感じていますが、例えば、大野さんや大竹さんの中で、「こういう1to1はちょっと」っていうのが、先ほど大竹さんからもお話はあったんですけども、他にあればぜひよろしければ共有していただきたいなと思うんですが、大野さんのお話はすごい、もしかしたらメンバーの皆さんには貴重かもしれませんけど。

大野:これ多分皆さんね、経験されていることだと思うので、一般的な話ですけども。終わりの時間をやっぱり最初に確認するってすごく大事だと思っていて、当然二人でやるわけなので、お一人が例えば、1時間って思ってたのに、もう一人の方は30分と思ってたりとか、あるいは2時間って思ったりとか、お互いの時間の枠を事前に、アポを取るときにも確認しておくってのはすごく大事だと思うんですよね。それじゃないと、せっかく1to1やるのに関係を崩してしまうというところにつながってしまうので、もったいないと思います。

安:確かに、ちょうど日本語版のポッドキャストも98回に、まさにその時間の中で配分をついたくさん取ってしまって、もう一人の方が話ができなかったっていうことがないようにしましょうねっていう話がありましたけども、まさにその話ですね。

安:大竹さんはほかに「こういった経験があるよ」っていうのがもしあれば。

大竹:はい、ありがとうございます。そうですね、さっきの話の続きになるんですけど、事前にシートを交換しておくことってすごく一般的にあると思うんですけど、明らかにこの人読んでないなみたいな時って、やっぱりちょっとテンションが下がってしまうんですよね。「1to1ミーティングを大事な顧客とのミーティングと同じように扱いましょう」みたいなことは、以前トレーニングでも言われていたかと思うんですけれども、大事な商談の時に事前にお客さんから送られた資料を読まないで臨むってことはなかなかないと思うんですよね。ですので、やはりきちんとそれは相手に関心を寄せるというところで、読んだ上で臨んで、質問も用意しておくということが大事なのかなというふうに感じています。

安:はい、ありがとうございます。確かに何でしょうね。読んでいないと、1to1のその時間になった時に、すごく機械的な対話になってしまうのかなというふうに私も経験したことがありまして、例えばGAINSシートを使う場合でも、「じゃ、安さんからお願いします」って言われて、どう話したらいいかが分からなくなってしまうようなこととかがあったり、逆に相手の方からお話をしていただく時に、「じゃあ、上からいきますね」って言って、Gから、Aからっていうふうに順番に行って、ずーっと話を聞いて終わってしまうっていうようなことがあったので、もう少し対話を楽しみたかったかなと思うようなこともありましたね。

大野:ありがちですよね。どうしてもシートにお互い準備してやろうとすると、どうしてもそれに沿ってやりたくなっちゃう。多分男性に多いんじゃないですかね。そういう方。

安:「上から言った方が確実だ」とか、「そういう順番にしなければならない」と思っている方も多いかもしれないですね。そんな1to1のいろんな経験が、おそらくメンバーの皆さんの中にもあるんじゃないかなと思います。もしかしたら頭の中に思い描いている方もいらっしゃるかもしれませんが。では、どのように1to1を進めていくとどのような効果が期待できるかということについてもお話をしていきたいと思います。1to1で気をつけた方がいいなと思うことってどんなことがありますか?

大竹:そうですね。例えばなんですけど、情報の洪水に溺れさせられてしまうことが結構ありまして、たくさんの情報をいただくんですよね。なかなか事前に見切れないなっていう時があるので、そうするとやっぱり厳選してこれをまずは見てもらいたいっていうものを送っていただけると、より効果的になるんじゃないかなというふうに思ったりするんですよね。つまり、順序が大事かなと思っていて、例えばなんですけど、最初からいわゆるパワー1to1シートっていうものですよね。どのようにリファーラルを出すのかっていう、ビジネスに関するシートが最初に送られてくることがあるんですよね。なかなかやっぱその関係にはまだなっていないという時に、そこから送られてしまっても、なかなかそこに対して意識を向けることはできないので、やっぱり最初は関係構築のための略歴シートとかGAINSシートとか、そういったものから送っていただいた方が効果的なのかなというふうに感じたりします。

安:確かに。MSPの動画の中でも、まず「略歴シートの使い方」ということで、最初に出てくるものは略歴シートだったりしますもんね。大野さんはいかがですか?

大野:BNIのメンバー同士でやるときは、トレーニングで教わったような流れでいいと思いますけれども、もしBNI以外の、外部の人たちと外部の人と1to1をするような状況になった時には気をつけないといけないなと思うのは、BNIの当たり前をそのまま押し付けないっていうことかなと思うんですよね。例えばこのGAINSシートなり略歴シートも、外部の人はこれ使ってないわけなので、例えばいきなり送りつけられるとびっくりしちゃうっていうか、引いてしまうと思うんですよね。そこは、こういうシートがあるんですけど、もしよかったらっていうのはありかもしれませんけど、僕はできれば事前には外部の人の場合はしないで、当日手元にGAINSシートはあってもいいんですけど、相手の方に、例えばそのGAINSの「I」から入っていくって、前ポッドキャストでもカバーしましたけども、相手の方の関心事とか、興味の対象みたいなのを聞いていく。例えば「週末とかお仕事をお休みの時ってどんなことされてるんですか?」とかね。「どんなことに興味を持たれてるんですか?」みたいなところから入っていくって、自然な対話を楽しむっていうんですかね。ということで、その関係を作るっていうことを目的にしていく方がいいんじゃないかなと思いますね。

安:はい、ありがとうございます。まさに信頼関係を構築していくということが大事なのかなというふうにやっぱり思いますね。はい。大竹さん、追加でありますか。

大竹:はい。今の話に関連するんですけど、その全体をなぞるというよりかは、そのポイント、ポイントを質問して深掘りしていくっていうことがすごく大事なのかなっていうふうに思うんですね。やっぱり相手に誠実な関心を寄せているということを示すことが重要なのかなと思っていて、人は質問されることによって、時に自分が知らない自分に気づくこともあると思うんですよね。「そういう質問されたことなかった」みたいな。私もその1to1ですごく気付かされることは多いんですけども、例えばよくある質問としては、「なんでBNIを始められたんですか?」って質問はよくされるんですよね。それに関しては、自分の中でイメージできることがあるのでお答えするんですけれども、「BNIに参加をしてから今まで、どんな変化とどんな決断をしてきたんですか」って、この前聞かれたんですよね。すごい考えさせられましたね。どんな変化、どんな、要は決断の局面があったのかみたいなところって、あんまり考えたことなかったなと思ったので、すごく過去の自分を深掘りする、知るヒントになりました。

大野:期待値って、例えば新しいメンバーとベテランのメンバーで全然やっぱ違ってきちゃうと思うんですよ。BNIのお互いメンバーなんだからっていう、メガネで見てしまうと、こちらはこういう風に準備してきたのに、相手は何も準備してきてないみたいなズレが出てきちゃって、信頼を損ねてしまうっていう結果につながっちゃうのはすごくもったいないと思うんですよね。僕は相手の状況を察して、読んでこれないかもしれないし、準...

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このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第211回は「ネットワーキングは短距離走ではなくマラソン」と題してお送りいたします。英語版のエピソード744をご参照ください。

安: 大竹さん、こんにちは。

大竹:こんにちは。

安:今回もよろしくお願いします。

大竹:お願いします。

安:さあ、今日のタイトルが「ネットワーキングは短距離走ではなくマラソン」ということなんですけども。

大竹:はい。

安:こちらについてお話をしていただけますでしょうか?

大竹:はい。すごく面白いタイトルだなと思われると思うんですけど、これは比喩的な表現だと思うんですよね。私たちが行っているネットワーキングっていうのを競技で例えると「短距離走ではなくマラソンですよ」という話をされていました。短距離走とマラソンの違いってどんなふうに思われたりしますか?

安:そうですね。私、中学校の時に陸上部だったんですけど、短距離走ってだいたい100メートルとか200メートルぐらいで、長距離走になってくると1キロとか、1000メートル以上を表していくようなイメージがあって、そうすると走り方が全然違うんですよね。短距離走だと結構全速力で速く足を回転させるイメージがあるんですが、長距離だと一定のペースを維持しながら長く走れるように、速さというよりもフォームとか走り方のスピードの調整などを、短距離走よりも少しゆっくりに調整しているイメージがあるんですよ。

大竹:なるほど。

安:そういう違いかなと思ったんですけど、どうですかね。

大竹:そうですね、面白いですね。ちなみに長距離走を短距離みたいなふうに走ってしまうとどういうことが起こるんですか。

安:そうですね。 もう途中で走れなくなってしまうんじゃないかなと思います。

大竹:ゴールにたどり着けないっていうような状況になるんですかね。

安:そうです。完走できないまま離脱してしまうんじゃないかなと思います。

大竹:そうなんですね。じゃあ長距離走には長距離走の走り方があって、その方が結果的にはタイムが伸びるというか、早く着くっていうイメージなんですか?

安:そうですね。長距離走が得意な方って、ペースをあまり変えずに、でも最後のラストスパートで少しペースを上げながら走れる、調整している人が最終的にいい成績を残している気がするので。ペースの配分だったりとか、長く走るんだっていう意識づけも大事なのかなと感じますね。

大竹:なるほど、ありがとうございます。これはBNIに当てはめて考えてみたいんですけど。「BNIも長期的なプログラムだ」っていうお話はトレーニングでもされていると思うんですけど。短距離走のように走りきろうとする方もたまにはいらっしゃるんじゃないかな、というふうに思うんですね。もちろんペースを上げる時も必要だとは思うんですけれども、短距離のように走ってしまうと息切れしてしまって、そこで退会されてしまうということもあるんじゃないかなというふうに思うんですね。以前いらっしゃったメンバーさんなんですけど、「私は1年だけやると決めています」と入られて、1年間ものすごい全速力で走られたんですよね。毎週リファーラルとかもたくさん出されていたし、ビジターさんもすごく招待されていたんですけど、1年間たったときに振り返って、結果が自分が思うようには出ていないということで退会されてしまったんですよね。安さん、こんな経験ってありますでしょうか?

安:私自身はもちろん続いているのでないんですけど、周りのメンバーでやはり同じような経験をしている人が多くいたような気がします。

大竹:なるほど、そうですよね。マイズナー博士は、私たちのつながり、人脈、ネットワークを収益性の高いものに変えていくために、VCPプロセスっていうのを提案されています。「まずは知っていただくという段階があって、その後に信頼を築いていくという段階があって、その後にビジネスの収益につながるようなつながりになっていくよ」というプロセスの話をされていたと思うんですけど。これはやはり一朝一夕にはいかないというか、長く時間をかけて耕していくというか、育んでいく必要があるということなんじゃないかなというふうに思うんですね。別の喩えで、「ネットワーキングは狩猟ではなく農耕である」みたいな話は、以前トレーニングではよくされてたんですけど、安さんも聞かれたことあるんじゃないかなと思うんですけど、覚えていることってありますか?

安:あります。一番最初から「農耕型ですよ」ってずっと言われ続けました。「その農耕型でやっていく方が、例えばビジネスの段階やステージが変わってきたときに、やり方を変えることができる」という話を一緒にしていただいた記憶があります。短距離だと方法を変えられないまま全速力で走ってしまうということかなと、そのとき思いましたね。

大竹:ありがとうございます。そうですね。一般的なマーケティングとすごく違う部分なんじゃないかなと思うんですけど。一般的なマーケティングだと、例えば広告を出して、それに対するレスポンス率を上げていくっていうところを、短期で時間を区切ってやっていくっていうような形が多いと思うんですよね。でもBNIの場合、特徴的なのは人との信頼関係を作っていって、それをベースにして新しい顧客と会っていくということなので、人との関係構築にはすごく時間がかかるというところが挙げられると思うんですよね。ただ、一回信頼関係を作っていくと、それがどんどん広がっていく、つながっていくというところがあるのかなというふうに思うんですよね。自分が環境を作った人が、自分の良い口コミをどんどん周りの人に広げていってくれて、それがさらに先にもつながっていく。それによってリファーラル曲線が 二次曲線のように上がっていくという、そんな広がりがあるというところが言われていることだと思うんですね。VCPプロセスっていう話をするときに、情報に例えて説明されているのを聞かれたことはあるんじゃないかなと思うんですけど。最初の一番上が「V」、一番広い部分。ちょっと絞られて「C」。最後に「P」というところでだんだん狭まっていくというようなところなんですけど。この情報で例えると、逆三角形の入り口の広さももちろん大事なんだけど、深さもすごく大事なんじゃないか。新しいつながりを作ることと、その関係性を深めていくっていうことは全く違うことだというふうにマイズナー博士はおっしゃられています。私たちの課題は、「限られた時間の中でバランスをどうやって取っていくのか」ということなんじゃないかなというふうに思います。安さんは、「毎週新しいつながりができていくということ」と、「できたつながりを深めていくという時間を取っていくこと」、バランスを限られた時間の中でどうやって取っていくかということに関して、どんなふうに工夫されていたりとかしますか。

安:まず優先順位を私は意識してるかもしれないですね。例えば、まず新しく出会った方とは本当にはじめましてなので、できるだけ優先的に話を聞くっていうことをやっています。そこから「より関係を深めていけそうだな」とか、例えば「お仕事の中でも親和性が高そうだな」とか、「この人にもっともっと貢献していきたいな」と思った人がいたら、その方と優先的に時間を作るという風にしていますね。もちろんスケジューリングで1日に何件とか、1週間に何件とか、そういったスケジューリングも意識はするんですけども。あまり固執はしすぎずに、「今私がどのように関わっていけば、よりその方との関係を深められそうか」とか、「そこから先の貢献につなげられそうか」っていうことを軸に考えてセッティングをしています。

大竹:なるほど、ありがとうございます。これは視聴者の方のご意見とか体験もお聞きしたいなというふうに思うところなんですけど。私自身がうまくいってなかったなという時に、どうだったかなって。振り返ってみると、毎週のように新しい方との1to1しかしていなかった時、つまり最初の入り口をたくさん広げていくところだけで深めていくっていうことに全く時間を投資できてなかった時、その時はすごく時間を投資してるんだけども、それに対して成果・収益という部分であまり上がっていなかったなというふうに感じています。ここから私が変えていったのは、「1週間で初回の1to1の方の数をちょっと制限をしてみよう」ということをしています。割合をちょっと変えるっていうイメージです。初回の1to1の方の割合を1割から2割ぐらいにして、繰り返し深めていくための1to1の割合を8割ぐらいにしていくというところですね。そうすることによって、もちろん新しい方との関係も作るし、深めていくための時間も投資をしていくというところのバランスを取っていこうということを今はやってたりします。皆さんはどんなふうな工夫をされているか、ぜひコメント等でいただけるとありがたいです。

安:それで言うと、確かに私も関係を深めたいという方に関しては何回も何回も繰り返してますね。あえて1時間とか30分っていう、いわゆる形式的な時間の枠を取るというよりは、ちょっとした数分でも10分でもいいので話をする時間を作るということをやっているかなって、今、大竹さんの話を聞きながら思いました。

大竹:素晴らしいですね。ありがとうございます。初回の1to1で見極めるかっていうのが結構重要になってくるのかなというふうに思うんですよね。「今のタイミングで関係を深めていくべき人なんだろうか」、それとも「もうちょっと時間を置いた方がいいんだろうか」というところを、最初の1to1でなるべく見極められるようになるといいんじゃないかなと思うんですけど。そのためにも1to1シートって表面的な内容だけだとどうしてもお互いに理解が進まないので、どっちなんだろうなみたいな感じで終わってしまうということもあると思うので。以前のポッドキャストでもお話をしたんですけど、私の場合は、1to1シートを交換しておいて質問をしていただくと、その方が今「どこに関心があるのか」とか、「どういう価値観を持たれているのか」っていうことが質問から見えてくる部分もあるので、そうすると、今のタイミングで繰り返して関係を構築していくべき人なのか、それとももうちょっと時間を置いた方がいいのかっていうところがわかってくるかなというふうに思います。

安:そうですね。1to1に限らず、おそらく貢献をするという姿勢を全力でやろうとすると、どうしても短期的に成果を求めてしまう傾向が出てくるので、例えばリファーラルを提供しようとか、あるいは受け取ろうとか、そういったどちらの姿勢に関しても、「とにかく1年で」というふうに区切るというよりは、しっかりと着実に関係性を築いていくという意識で関わり続けていくのが、もしかすると継続的に活動を続けられるポイントになるんじゃないかなと私は思いました。

大竹:素晴らしい。ありがとうございます。マイズナー博士も「何を知っているかとか、誰を知っているかというのはあまり重要ではないんだ」と。「その人のことをどれくらい深く知っているのかということが重要...

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Official BNI Podcast - 第215回 ペイ・フォワード
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01/08/25 • -1 min

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第215回は「ペイ・フォワード」と題してお送りいたします。

安:それでは、大野さん、大竹さん、今回もよろしくお願いします。

大野、大竹:よろしくお願いします。

安:今回のテーマが「ペイ・フォワード」ということなんですが、大野さん、こちらのテーマはどんなお話になりますでしょうか?

大野:はい。これかなり、古い映画のタイトル「ペイ・フォワード」、これが日本語のタイトルなんですけども、原題は「Pay It Forward」というふうになりますね。二人はご覧になったことありますか?

大竹:まだないんですよ。

安:私は、すっごく昔に見てるので。

大野:あらすじは覚えてますか?

安:あらすじ、そうですね。ラスベガスが舞台になってる少年のお話が、テーマで。「ペイ・フォワード」という言葉を聞いたことがある方は多いんじゃないかと思うんですけど、どんな話だったかっていうと、少年の授業を受けている時に、シモネット先生って担当の先生が「もし自分の手で世界を変えたいと思ったら何をする?」という課題をそのクラスの生徒の皆さんに与えたそうなんですよね。その他の人達というかほとんどの生徒はもういかにも子供っぽいというか、中学生だということで中学生ぽい回答をしたんだけれども、この主人公のトレバー君は、「ペイ・フォワード」というものを思いついたというところから物語が始まっていってるんですけど。ペイ・フォワードってどういうことかと言ったら、自分の受けた善意とか思いやりを別の3人に渡していこうっていう、そういうお話なんですよね。それを本人も言ったからには実践しなきゃということで、3人の方に実践をしていくんだけれども、なかなか思うように話が進んでいかない。でもその少年が知らないところで、結構他の方々に実はその話が、考え方が広まっていっていたっていうのが大きなあらすじになるかなと思うんですけど。

大野:よくね、恩を受けたら、お礼というか、お返しをしますよね、相手の人に。なんですけど、今回の主人公の少年っていうのは、その人に恩返しをするのではなくて、恩の先送りをする。しかも3人にっていうところがこのストーリーのポイントなのかなと思うんですよね。やっぱりビジネスにおいても、この考え方って十分使えるなと思っていて。先日感謝を伝える「マイヒーロームーブメント」の話ありましたよね。なので感謝っていうのを自分の、例えば後援者だとか、例えばBNIを知るきっかけを提供してくれた人たちに感謝を伝えるってことを取り上げましたけども、今回はその恩を先送りしてみようと言う話です。この今恩の先送りという話でどんなふうにイメージされますか、お二人は。

安:そうですね、よく比較される内容としては、ギブアンドテイクみたいな考え方がよく出てきますけど、他の方、例えば自分が受けた善意や思いやりをその人に返すではなくて、他の人に返していくっていうのがすごく初めて聞いた時、新鮮な気持ちになりました。その方に返すと、その方が認識してくれるからいいんじゃないのかなと思ったんですが、全く違う人にその恩を先送りしていくっていうのって、やっぱり聞かないとちょっとピンと来なかったんですが、実は身近なところで自然とやっていることでもあるのかな、なんて思ったんですよね。意識しているしてないに関わらず。私としては本当にそういう新鮮な気持ちでしたね。大竹さんはどうですか。

大竹:そうですね。善意や思いやりを提供してくれた人に対して、自分自身がその相手に対してすぐに、その恩を返すということができない状況のときもあるんじゃないかなというふうに思うんですね。その時に、何もしないということではなくて、じゃあ自分がその恩を提供してくれた人がしてくれたように、自分の周りの誰かに何かできることはないだろうかと考えて、行動をすぐに起こしていくこと、これが重要なんじゃないかというふうに感じました。私自身もBNIで、人生を変えるリファーラルを提供してくれた方がいらっしゃったんですけれども、私自身はその方に対して、本当に、素晴らしいリファーラル提供できたかというと、そうではないんですよね。ではないんですけれども、ただ、じゃあ自分ができることは、やはり別の方に素晴らしいリファーラルを提供していくこと、素晴らしい出会いを提供していくことなんじゃないかというふうに思って、それを行動していった結果、また別の方から感謝をいただくということができました。

大野:これ、BNIのチャプターで、メンバーの皆さんがやってることと同じですよね。

大竹:そうですね。

安:まさに。

大野:リファーラルを提供してくれた人に、自分がそのリファーラルをお返しする必要は必ずしもなくて、もちろん返せればそれはそれでいいんですけども、そうじゃなくて、誰か他の人でも構わないので、与えるっていうことをやっていく、みんなでやっていくっていうことが、全体の発展、成長につながるっていうことですよね。

安:そうですね。これって1対1の関係性だけだとなかなかピンとこない部分ですけど、やっぱりたくさんの方、複数の方が関わっているからこそできていくことなんだなと思ったら、まさにチャプターのメンバーが複数いるからこそできることでもあるんだなと感じました。

大野:あともう一つ、この映画の示唆しているものの中で大切だなと思ったのは、「世界を変える」っていうキーワードですよね。先生が、「世界を変えようと思ったら何をする?」っていう。この「世界を変える」っていうことで、すごく大それたことのように聞こえるかもしれないんですけど、これって、みんながそこを信じて実践する、BNIもそうですよね。ギバーズゲインっていう言葉があるけれども、それをどれだけ確信を持って行動できるかによって、そのチャプターの価値が変わってくるし、そこのメンバーであるメンバーの皆さんのビジネスへのインパクトも大きくなると思うんですよね。なので「世界を変えようと思ったらどうするか」、それは与えることなんだよねっていう、話にもなるかなと思いました。

安:確かに。働きかけるということにもつながるのかなと。必ずしも貢献をしようという姿勢だけではなくて、その方に感謝を伝えるという、まさにこの前々回でも扱った「感謝を伝えていく」っていうことも、もしかしたら世界を変えるきっかけになるのかななんて思っちゃいましたね。

大野:そうですね。そこで聴いてられているメンバーの皆さんにご提案したいのは、前回のBNI MY HEROのムーブメントに続いて、今回は「ペイ・フォワードをみんなでやっていこう」っていうことです。なのでもちろん、BNIのスポンサーとして、あるいは後援者として誰かを、チャプターにお招きするってことだけではないんですけども。どうやって恩を先送りするかっていうことを考えると、前回も話しましたけども、「How can I help you」の精神でいろんな人とお話をしていくと、ネットワーキングのところですよね、「人脈畑を耕す」ってところだったと思うんですが、それを実践していくとおそらく、BNIのチャプターにお越しいただくということだったりとか、あるいはディレクターを紹介して、ディレクターの人がいろいろと「誰々さんの夢の実現だとか、目標の達成を手助けしてくれると思いますから、会ってみませんか」というような流れを皆さんがやっていけると思うんですよね。それが一つの恩の先送りの方法になるんじゃないかなというふうに思いますよね。一人でもいいし、ペイ・フォワードのように3人でもいいし。この恩の先送り、ペイ・フォワードをBNIでもやっていこうということでご提案したいと思います。

安:いいですね。私、何人か今までメンバーの後援者になったことがあるんですけど、その時にその方のためと言いますか、その方がもっと例えばビジネスで成功してほしいなとか、やり方を変えながらもっともっと広げていってほしいなと思って、実際にお誘いしてメンバーになってもらって、結果その方の人生が大きく変わるっていう瞬間をたくさん見てきて、そして私に対する感謝の気持ちだけではなくて、他のメンバーに対してその方がどんどん貢献をしていくっていう姿を見た時には、すごいこれ素敵だなと思ったんですよね。本当にその時はその方に対してのサポートだったかもしれないですけど、そこから他の方にどんどん波及していく姿を見ることができるのも、BNIのチャプターの中での後援者になることの大きな魅力といいますか、醍醐味でもあるなと思ったんですよね。なので、ぜひ皆さんにも実践してほしいなって思いました。

安:それではそろそろ終わりの時間に近づいてまいりましたが、大野さんや大竹さんからメンバーの皆さんへメッセージはありますでしょうか?

大竹:はい。今日はペイ・フォワードという話だったんですけど、ペイ・フォワードの威力を目の当たりにしたことがあったんですけど。先日のハワイで、行われたカンファレンスで、あるメンバーの方がシェアストーリーをされてたんですけども。その方はBNIに出会って、「3つのことが変わったんだ」っておっしゃってたんですね。一つは当然、ビジネスがやり方が変わって成長したという話もされてたんですけども、2つ目におっしゃってたことがすごく印象的で、実はその方はプレゼンテーションをするのがすごく苦手で、お母様が亡くなった時に長寿を頼まれたんだけれども、それをできなかったということをずっと後悔をしていたということなんですよね。BNIに出会う縁があって、毎週プレゼンテーションをしていくというところですごく鍛えられて。今度は、友人がたまたま亡くなってしまって、その時に弔辞を頼まれて、それを自分が引き受けてやることができたんだと。それによってすごく自分の自信がついて、人生が変わったんだっておっしゃってたんですね。だから必ずしも、ビジネスだけではなくて、私たちがBNIにスポンサーをする、後援者になることによって、その方の人生の変わり方ってたぶん想像ができないんじゃないかなっていうふうに思ったんですね。そんな体験をしたので、私もこれからもっとペイ・フォワードをしていきたいなというふうに感じました。

安:はい、ありがとうございます。大野さんからもぜひお願いいたします。

大野:はい。これ、ぜひチャプターで、皆さん一緒に取り組んでいただきたい活動だと思うんですよね。期限を区切るってのは一つのポイントかなと思ってまして。その間にペイ・フォワード、別にビジターを呼ぶとかっていうところにつながってなくても、その人が恩の先送りをできたというものを、例えば3つとか、それをチャプターの中でシェアしていくっていうのをやってみていただきたいなと思います。もちろんその結果、ビジターとしてチャプターに来てもらったり、ディレクターに紹介して。最近、コーヒーミーティングとかコーヒーセッションとかコンタクトサークルセッションとかって言ってますけど、ディレクターがその方の目指しているものに対してどういった力になれるかっていうのを確認するミーティング時間ですよね。そういったものにつなげていただければいいんじゃないかなというふうに考えています。

安:はい、ありがとうございます。今日も大竹さん、そして大野さん...

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Official BNI Podcast - 第206回 6次の隔たりという神話
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10/30/24 • -1 min

【参照】英語版:Episode 853: Six Degrees of Separation

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第206回は「6次の隔たりという神話」と題してお送りいたします。英語版のエピソード853をご参照ください。

安:大野さん、こんにちは。

大野:こんにちは。

安:大竹さん、こんにちは。

大竹:こんにちは。

安:よろしくお願いします。

大野:お願いします。

大竹:お願いします。

安:今回は「6次の隔たりという神話」というタイトルなんですけれども、大野さんどんなお話なんでしょうか?

大野:これはかなり前から言われているスタンリー・ミリグラムという社会学者の研究がベースになってる話なんですけども、「The 29% Solutions」 という「マイズナー博士が書かれた本」の中で、 ミリグラム博士の言ってる話っていうのは、実は真実ではないという話なんですよね。その中身っていうのはどういうことかというと、アメリカの国内の話ではあるんですけど、 1960年代に遡って、当時GoogleだとかGoogleマップなんてない時代に、アメリカ中西部にあるネブラスカ州のオマハっていうところから、東の方、ボストンとかマサチューセッツ州のタロンというところまで小包を届ける郵便屋さんにそれを配達をしてもらうのではなくて、ボストンで証券ブローカーの仕事をしていた人に小包を届けるっていうミッションなんですけど、それを人づてにその人を知ってそうな人に依頼をするっていう形で届けるっていう、当時の状況からするとかなり壮大なプロジェクトだったわけですよね。その実験の結果見出せたことと言われていたのが、全ての人は6人を通じて世界中つながっている。メディアではそういう扱いをされたわけですよね、当時。でもそれは誇張であって事実ではないというのが、マイズナー博士がこの著書の中で言っていることで、なぜかというと、実際に小包が届いたのは、全体の29%でしかないと。残りの71%は小包がどこへ行っちゃったかわからないという状況で届かなかったわけですよね。ミッションが成功したっていうのは3割未満ということなので、それをもってして世界中すべての人が6人につながっているというのは言い過ぎだという話ですよね。著書の中でマイズナー博士がさらに言っているのは、ミリグラムの実験からわかることっていうのは、すべての人が6次の隔たりということでつながっているわけではなくて、わずか29%の人がより有効な人のつながりを持っていたということ。

大野:これ、すごい話だと思うんですよね。なぜかというと、この29%の中に入るとか、あるいはより良いコネクターになるかならないかの差ってものすごい大きいと思うんですよ。BNIの中でも、例えばチャプター中BNIというコミュニティの中で置いても、実際この差が出てしまうっていうのが事実としてあると思うんですよね。なのでいかに自分がより良いコネクターになるかっていうことが当然自分のビジネスにも大きく影響が変わってきてしまうし、周りに対する貢献というか、周りの人たちに役に立つとか、周りの人たちのビジネスを発展成長させることの役に立つという意味でも全然変わってきてしまうので、やっぱりこのベターコネクターの意識っていうのはすごく大切だなと思いましたね。さらに私たち、この29%のコネクターになるためにはどうしたらいいかというところだったと思うんですけども、大竹さんなんかこの辺ストーリーありますか?

大竹:はい、ありがとうございます。BNIにいると、コネクターに自分がなったりとか、コネクターになっていく人たちのストーリーを間近に見ることができるなというふうに思っています。コロナ禍2年ほど前のことだったと思うんですけど、私の幼馴染から10年ぶりぐらいに連絡をいただいたんですよね。彼が独立をするというところで。前々から私のFacebookの投稿とかを見ていたみたいで、独立に関して情報が欲しいというか、アドバイスが欲しいというような形で連絡をしてもらいました。そこで私はBNIのことをお話をして、彼は今メンバーとして活躍しているんですけれども、彼から見たら、私は1次のつながりというところになると思うんですが、メンバーとして活動していく中で、当初は同じチャプターのメンバーから内部リファーラルを中心に受け取っていました。それは2次のつながりということができるかもしれません。徐々に信頼を得て、外部リファーラルを受け取るようになって、他のチャプターのメンバーの方ともつながりができて、クロスリファーラルも生まれるようになってきました。これは3次、4次のつながりになっていくのかなというふうに思います。今では、BNIを通じて同じ事業に対する志を持った人とチームを作っていて、継続的に新しいつながりができるようなビジネスのパイプラインを今作っているところです。もともと彼は決して人付き合いが得意な人ではなかったんですけれども、BNIを活用して29%コネクターの仲間入りをしたんだと。多くの人とつながっているコネクターになることに成功したんだというふうに思います。BNIを通して人生が変わった人の一人だなというふうに思っています。安さんは、メンバーとして体験から何かシェアできることってありますでしょうか?

安:はい、ありがとうございます。私も今この時点ではメンバー12年目に入ったところなんですけど、本当に数年を経て、当時紹介してもらった直接の知り合いからの、また派生派生で最終的に自分のお仕事に繋がったということが何回かここ最近でありまして、よく考えられるのは、例えば外部リファーラルを出すと、こういう仕事が得られて、サンキューをつけてもらえてっていうようなやりとりがあるのはわかるんですが、それが必ずしもその場で直接行われるとか、すぐそれが成立するっていうだけではなく何人ものご縁を経て、最終的にビジネスに繋がっていくということも本当にあるんだなっていうことを、私自身が強く最近実感しているところですね。すごく私としてもありがたいし、そのメンバーも忘れた頃にサンキューが入ってきて、そして私もまたこういうご縁で仕事をいただいてありがとうって伝えることによって、そのメンバーにも喜んでもらえるということは、本当に素晴らしいコネクションの繋がりだなという風に思っています。私自身もまた逆に自分が頂ける側ではなくて、自分がコネクターになるような機会もあったりはするんですけども、ここでちょっと大野さんにお伺いしたいのが、BNIの活動を通じて、自分自身がコネクターになって、コネクターと繋がっていくための方法っていうことがいくつかあるかなと思うんですけど、大野さん、どのような方法があるか、もしよろしければお話しいただいてもいいでしょうか?

大野:はい、今回の英語版の中で、非常にいいマイク・マセドニアさんが紹介しているいくつかの方法がありますので、ご紹介していきたいと思います。大きく分けると3つの質問になっています。まず1つ目の質問というのが、「あなたはコネクターでしょうか?」っていう質問ですね。先ほど言った29%の中に入れるか、コネクターになれるかっていうことなんですけども、さっきの補足でいうと、この29%の中でも、実はその半分以上が同じ人から届いているっていう事実があったんだそうです。ということは、その29%の中でも、さらに強いコネクターというのは存在していたということになるんです。だから、より強いコネクターになるってことも意識しなきゃいけないわけですよね。 2つ目の質問があなたはコネクターとつながっていますか?ということですね。自分が恩恵を被るためには、コネクターとつながっていることがやっぱり得策だということは誰でもわかると思います。最後にもう一つの質問というのが、どうしたらより良いコネクターになるか、ベターコネクターになれるかっていう質問です。先ほどの6次の隔たりの話の29に入れるような、そういったコネクターになるにはどうしたらいいか、卓越したコネクターになるにはどうしたらいいかっていう質問が3つ目ですね。この3つの質問を自問して、自分のビジネスネットワーキングのスキルを高めていくところに役立てる必要があるかなと思いますね。そこで考え方を今話してたような話をBNIの、あるいはBNIのチャプターで当てはめるとしたら、どんなことが可能でしょうかね。大竹さん。

大竹:はい、ありがとうございます。チャプターの中で誰が誰の後援者なのかということを認識することだというふうに思います。私たちは誰かからリファーラルを受け取るときに、そのリファーラルをくれた相手に感謝をすることはあると思うんですけれども、そもそもその人の後援者がいてくれたおかげで、そのリファーラルを受け取ることができていると。そこに対する認識がないこともあるんじゃないかなというふうに思います。あるチャプターのイベントで、チャプター家系図みたいなのを作って、誰か誰を招待して後援してくれたのかっていうことを遡っていって、その人たちを全員招待して感謝を伝えるというイベントをされてたんですね。どうしても私たちは一時的なリファーラルを提供してくれる相手、提供する相手に対してその感謝を伝えるだけにとどまってしまって、それを遡ってどこからのつながりだったのかということまで感謝をするという機会は意識しないと取れないんじゃないかなというふうに思うので、とてもいい取り組みだなというふうに思いました。

大野:まさにそうですよね。誰かがチャプターの中でビジターを招待してくださって、その方がメンバーになるということはスポンサーになるって話なんですけども。その価値ってすごく大きいと思うんですよ。なぜかというと、そこから新しい人脈を通じて、新しいメンバーを通じて、またメンバー一人一人が新しい人脈にアクセスするチャンスが生まれるわけですよね。それが何百っていう、もしかしたら新しい人脈につながるチャンス。それをするとかけるメンバー数なわけなので、その一人がもたらしたチャプターにとっての価値ってものすごく大きいわけですよね。だから、 1件のリファーラルと比べたらはるかに大きい貢献だっていう。もちろん実現して、そこにビジネスが生まれてるってところまでは行ってないわけですけども、その大きな可能性をチャプターにもたらしたって意味では、すごく貢献度は高いと思うんですよね。なので毎度毎度ビジターを呼ぶことの価値だったり、呼んでくれた人に対する承認とか感謝、さらにはもちろんスポンサーになってくれた新しいメンバーをチャプターに増やしてくれたっていうことに対する価値の再確認と感謝を伝えていくっていうこと。承認っていうのがすごく大事かなと思うんですね。

大竹:後援者なりスポンサーを承認することの方法としてすごくいいなと思ったことがあったので、シェアをしたいんですけれども、じゃあ、まず「安さんからリファーラルを受け取ったことがある人、ちょっと立ち上がってください」というふうに言うわけですよね。そうすると数人が立ち上がる。「安さんがスポンサーしてくれた、後援をしてくれたメンバーからリファーラルを受け取ったこ...

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Official BNI Podcast - 第204回「メンバーリテンション」
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10/16/24 • 13 min

【参照】英語版:Episode 841: Member Retention

このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第204回は「メンバーリテンション」と題してお送りいたします。英語版のエピソード841をご参照ください。

安:それでは、大野さん、大竹さん、こんにちは。

大野:こんにちは。

大竹:こんにちは。

安:今回もよろしくお願いいたします。今回はメンバーリテンションというテーマなんですけれども、大野さん、こちらについてぜひお話をいただけますでしょうか。

大野:今回、メンバーのリテンション、要するにメンバーの皆さんに残っていただく、メンバーとして継続していただくっていうことがテーマなんですけども、 なぜ今回このテーマを取り上げれたかというと、私がBNIを日本に紹介したいと思ったところにちょっと遡ることになるんですけども、 自分がメンバーとして活用していて、BNIによってだいぶ助かった部分っていうのは当時あったわけですよね。イギリスでメンバーをやってた時の話なんですけども。で、純粋に日本の経営者とかビジネスパーソンがこの仕組み、リファーラルマーケティングだったり、BNIの仕組みっていうのを使っている人がいないっていう現実を突きつけられた時に、絶対もったいないなと思ったので、 ぜひ日本にこのBNIってものを紹介する手伝いをさせてほしいっていう話をしました。

ところが、BNIを実際に日本でスタートさせて、 たくさんのメンバーの皆さんに活用してもらうことはできるようになってきているわけなんですけども、一方で、メンバー組織、会員組織なので、 いろんな理由で、辞めるっていうことを選択しないといけない人が当然いらっしゃいます。
ほとんどBNIの仕組みを理解していないであろうというタイミングでやめられてしまう方も結構いらっしゃるんですよね。1年目のメンバーの皆さんがやめられてしまう確率が高くて、そこはやっぱりすごく残念に思うんですよね。私が、これは価値があるなと思って、自分で3年ぐらいメンバーとして体験したものを日本に紹介して、今1万人を超える規模まで成長してはいるんですけども、それでもやっぱり毎年、毎月一定の割合の人はやめていってしまう。で、その中でも、もうちょっと続ければとか、もう少しトレーニング受けたらとか、もう少し使い方をこういう風にしてくれたらよかったのになっていう人もたくさんいらっしゃるわけなんですよね。
で、そういった人をどうにか減らしていくことはできないかっていうのは、私に限らず、ディレクター、 アンバサダーの皆さんもすごく日頃から腐心している部分なんですよね。ですので、今回このテーマにさせていただいてるわけなんですけど。
大竹さん、この辺について具体的なストーリーは何かありますか。

大竹:はい、ありがとうございます。私もBNIを活用しきれずに、BNIを去ってしまう方やメンバーを見ると、すごく心が痛むんですね。
そういう方を1人でも減らしていきたいと思った時に、この本質的な課題はなんなんだろうかと思った時に、 BNIの伝統として大事にされてることに、気にかけていることを知ってもらうこと、これがすごい重要なんだっていう話があったと思うんですね。
で、これはBNIに限らずなんですけれども、顧客が離れてしまう理由として、6割以上が、結局は気にかけられてないということを知った時、気づいた時にやめてしまうということが言われています。
今、BNIは、BNI ジャパンは、オンラインでミーティングをしている中で、オンラインのコミュニケーションがすごくたくさんあるんですよね。
コミュニケーションミスがより多く起こりがちな場面があるんじゃないかなという風に思っています。
あるウェブマスターの方が、この状況を変えるにはどうしたらいいんだろうかと。自分に何ができるんだろうかと考えたという話を聞きました。
彼は、ウェブマスターの役割は、1番最初にzoomを立ち上げることができること、そして、全てのメンバーを迎え入れることができるということに気づいたんですね。それで、彼はこうすることにしました。
全てのメンバーの方1人1人が入ってきた時に、お名前を呼んで、挨拶をして、一言声をかけると。これを全てのメンバーにやろうということですね。
「こんにちは、大野さん。昨日はありがとうございました」と、ちょっとしたことなんですけれども、それを続けていくことによって、このチャプターの空気、雰囲気がどんどん明るくなっていって、チャプターのサイクルを変えることができたというお話をされていました。
ちなみに、安さんは、メンバーの立場から、このメンバーのリテンションについて、何か日頃感じることってあるんですか。

安:はい、ありがとうございます。やっぱり気にかけてもらえることの大切さっていうことを先ほど大竹さんも話してくださったんですけど、 やっぱり私もメンバーの1人として、気にかけるということの配慮はとても大事だなと感じています。
例えば、ミーティングの場とか、1to1とか、そういったBNI上の仕組みはもちろん活用して、規定だったりとか、チャプターの内規だったりとか、そういったルールに照らし合わせながら活動していくということはもちろん大事ではあるんですけれど、それ以上に、じゃあ
欠席しました、書簡が出ますっていう流れの中でも、もしかしたら何か事情があるのかもしれないなとか、もしかしたら、モチベーションが少し下がってるのかもしれないなっていうことを察するとか。ちょっとした会話の中で、「どう?」って、「何か悩んでることとか、気になってることとかないですか?」っていう一言があるだけでも、実はメンバーの維持に繋がっていくことっていうのはたくさんあるんじゃないかなっていうのを私自身も経験しています。
大野さんにお伺いしたいんですが、メンバーのリテンション、つまり維持について、大切なポイントはどんなことがありますか?

大野: はい、そうですね。今回、英語版でドイツとオーストリアのナショナルディレクター、ドイツ語圏のナショナルディレクターやってくれてるマイケル・マイヤーさんの話がすごく参考になると思うんですけども、彼が言ってたのは、最初メンバーになってから3ヶ月ぐらいっていうのは、その新しいメンバーとの連絡を、チャプターでもリージョンでも、取っていくことがすごく大切で、彼の国とかリージョンでは、四半期ごとに、だから、3ヶ月に1回、ネットワーキングの夕べというか、メンバーの皆さんが、ライフパートナー、 いわゆる奥さんだったり、ご主人だったり、あるいは連れ合いっていうんですかね、そういった大切な人を呼んで、一緒にチャプターとかリージョンのイベントに参加するんだそうです。ビジネスとは直接関係ないんですけど、自分のプライベートなことを、お互いに、オープンする機会っていうことですよね。普段はビジネスの話が中心になって、あんまり家族の話をする機会ってないと思うんですけど、 自分が大切にしている家族とかパートナーを他のメンバーに紹介することがきっかけで、より関係が強くなるっていうか、深くなるっていうことは、ドイツ、オーストリアに限らず、どこでも共通することだと思うんですよね。人間関係っていうことで。
そこはすごく参考になるんじゃないかなと思いますね。
安さん、以前、ポッドキャストでファミリーデーを紹介してたと思うんですけど。

安:はい、日本語版の第165回「ファミリーデーのすすめ」ですね。

大野:はい。これも似たようなイベントの目的というか趣旨になってると思うんですけど、オーストリアとかドイツのライフパートナーっていうことに限らず、それこそお子さんを呼んだりとかして、お父さんの代わりに娘さんがウィークリープレゼンテーションをやる。「なんだ、お父さんより上手じゃないか、メンバー交代交代」って冷やかされるような場面も、私も直接目撃したことはありますけども。やっぱり、すごく、メンバー同士の関係性がすごく進化するっていうか、「進化する」ってのと「深化する」の両方だと思うんですけど、 すごくいいイベントになると思うんですよね。ビジネスパートナーとか家族の理解を得るってすごく大切だし、同じような理由で、会社のビジネスパートナーとか、 あるいは社員の理解を得るっていうことも、メンバーとしての活動を続けるっていう意味では、すごく大切な部分ですよね。
私も実際、メンバーになって1年目、最初の半年ぐらいは、なかなかリファールがもらえなかったので、「何でそんな他の会社のために大切な時間を費やしてるんだ」ってビジネスパートナーから言われたんですけど、それに対して返す言葉が見当たらなかったっていうのは覚えてますけど、こういったイベントとかを通じて関係性を深める機会を提供するのもいい方法だと思いますね。
あと、大竹さん、他にメンバーとか新メンバーと関係を築くっていう観点で大切にしてることって何かありますか。

大竹:はい、ありがとうございます。 今、大野さんの話をお聞きしていて、ちょうど私のリージョンでも、DNAチームでバーベキューをやったんですけれども、そこにファミリーデーということで家族を呼んで 日頃の感謝を伝える。私たちがこの活動ができているのは、やはり家族がいてこそ、家族の支えがあってこそだということをお伝えするようなイベントをやりました。そうすることによって、接点を増やす。接点を広げることによって、より強固な関係を築いていくことができるんだなっていう風に感じています。
で、今のご質問の話なんですけれども、メンバーと関係を築くために、3つのポイントが英語のポストキャストでは紹介をされていますので、それを参照しながらお話をしたいんですけれども、 1つ目は、共通点を見つける。共通点を見つけることができれば、会話の出発点ができるということですね。2つ目は、自分から何かを分かち合う必要があるということですね。人はどこまでこの人に話をしていいんだろうかと、相手を見ながら探っていくところがあると思うんですよね。なるべく自分から先にオープンになるということがすごく重要なんじゃないかという風に感じています。そして3つ目は、感謝と承認を具体的にするということですね。誰かにお礼を言うときは具体的にするということが大事なんだという風に言われています。例えば「この2か月の間にリファーラルを3件も紹介してくれて本当にありがとう」と。「3人のご紹介者のうち、私は100パーセント全て成約することができました」と。そして、さらに、「彼らはすでに2度目、3度目の注文してくれていて、3人もその先の新しいお客さんを紹介してくれたんだ」そういう風に具体的に感謝、お礼を伝えるということが関係を築く上で重要だという風に言われています。

安:ありがとうございます。なるほど。やはり感謝の気持ちが最後に出てきましたけれども、 その感謝の心をしっかりとメンバーにも伝えていくということが、もしかしたらメンバーリテンションの本当に大事なワンエッセンスなの...

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このポッドキャストは、コンビニの人材育成を支援するこんくり株式会社とビジネスの自走化を支援するActionCOACHの提供でお送りいたします。

第210回はあなたの人生にはどんな人が登場しますか?と題してお送りいたします。

安:それでは大竹さん、こんにちは。

大竹:こんにちは。

安:本日もよろしくお願いします。

大竹:よろしくお願いします。

安:今回は、「あなたの人生にはどんな人が登場しますか?」というテーマなんですが、こちらについてぜひお話をいただけますでしょうか?

大竹:はい、ありがとうございます。このテーマを取り上げようと思ったきっかけからお話をしたいんですけど。先日のハワイのグローバルコンベンションでの、マイズナー博士のお話を聞いたことがきっかけでした。その中で、「なぜBNIのような組織を作ろうと思ったんですか?」という質問に対して、マイズナー博士は「最初は友達を助けたいと思っただけだった」というようなお話をされていました。「そうしたらその友達も周りの人を助けたいと思ってミーティングに招待をしてくれて、チャプターが出来上がったんだ」と。「それが波紋のように広がっていって、最初の3年間で60のチャプターが生まれることになった」というお話をされていました。彼はもともと世界を変えていこうなんて大きなことは考えていなかったんだということなんですよね。最初は自分の身の回りの人を手助けをしたいというふうに思って、それを愚直に実行していったと。そしたらそれがどんどん広がっていって、今のような組織になったんだというお話がとても印象に残っています。この話を聞いたときに、わたしたちBNIに関わるメンバー、ディレクターは必ず「後援者」って呼ばれるメンバーがいるということに思い至りました。その人との出会いがきっかけになって、いくつものご縁が繋がっていって、今ここにいるということなんじゃないかなというふうに思ったんです。これは奇跡のようなもので、それがBNIの素晴らしさなのかもしれないなというふうに思ったんです。私は、人は出会ったものでできていて、今の自分はこれまで出会った全てで、未来の自分はこれから出会うすべてなんだというふうに思っています。誰かが自分の人生に登場してくれたおかげで、今の自分があるということに気づくことができました。

そこで、誰かが誰かの人生に登場するというストーリーをたくさん聞きたいなというふうに思ったんですね。メンバーの皆さんの人生には、どんな後援者がどんな形で登場するのか、それによってどんな化学反応を起こして、どんなふうに人生が変わっていくのか、そんな話をたくさん聞きたいというふうに思って、このテーマを選びました。

安:私もすごくBNIのことを教えてもらった方には感謝をいつも伝えたいなと思って活動もしているわけなんですけど。そういったお話がこの日本全国、そして世界に溢れていたら、もっともっと幸せになっていく人たちも多くいるんじゃないかななんて思っています。今回はハワイのグローバルコンベンションにご参加されていた方の中で、何人かの方に大竹さんからインタビューをされたという風にお伺いしていますけれども。

大竹:はい。

安:今回はその 第1弾として、まず皆さんに聞いていただこうと思います。それではお聞きください。


大竹:池津さん、今日はよろしくお願いいたします。

池津:よろしくお願いします。

大竹:今日は池津さんの「後援者の方のストーリー」ということで、インタビューをさせていただきたいというふうに思います。

池津:はい。

大竹:最初の質問は、池津さんのお仕事の専門分野、そしてBNI歴、それから今BNIの役割についてお聞きしてもいいでしょうか?

池津:はい、ありがとうございます。専門分野は結婚相談業をしております。BNIは丸12年はいまして、13年目に突入というところでございます。今は群馬のリージョンを立ち上げさせていただいて、群馬東リージョンのエグゼクティブディレクターをさせていただいております。

大竹:チャプターにも所属されているということですが。

池津:はい、(東京)港中央リージョンのジャンヌチャプターに所属しております。

大竹:はい、ありがとうございます。次の質問は、今、池津さんBNIに入っていらっしゃると思うんですけど、BNIに入っている現在と、もしタイムマシーンに乗って過去に戻れたとして、BNIに入ってなかったとしたら、池津さんの人生にどんな違いがあったかということを、ビジネス面と個人的なパーソナルな面で2つお伺いしたいんですけれども。

池津:はい、ありがとうございます。もしかしたら両方になるかなと思うんですけど。BNIで一番教えてもらってる大きなことは、貢献っていうギバーズゲインということかなと思ってるんですよね。なので貢献っていうのを意識した人生にはなってなかったんじゃないのかなっていうのが一番大きい。何か人の役に立ちたいとか、やれることがあったらとか、みたいな気持ちはそもそもは持っていると思ってるんですけど、自分では。だけれども、それがどのくらい日常的に当たり前のこととしてやってたかとか、いちいち恩着せがましい感じでやってあげるとか、やってあげたのにとか、なんかそういうようなことを思うようなことがもしかしたら多かったんじゃないかって。そこの自分のマインドの違いっていうのは一番大きいかなっていうのは、お仕事も、例えば家族とかの関係とかにおいても、「私こんなに頑張ってるのに、あなたは何で何でもしないの」とか言ってたかもしれないなとか、そういうのはすごい思います。そこがやっぱり土台を変えてもらったっていうのが一番大きいかなっていう。

大竹:なるほど。それ、すごい大きな違いだと思うんですけど、それを習慣化できた、見返りなく与えるってことを習慣化できたのはなぜだと思いますか?

池津:そうですね。でもやっぱりBNIにいると、すごくそれが当たり前のことにもうすでになってしまっているんですけど。毎週の定例会とか、最初はやっぱり慣れないときはすごく大変だったわけですけど、行くこと自体も大変だったけど。そういう中で日々日々「ギバーズゲインとは?」とか「貢献とは?」とか、自分が、何が誰かの役に立ってるんだろうかとか、そういう学びの機会をいただいて、実践の機会をもらってるっていうことが、例えばそれが家に帰って子供とか自分の仕事のクライアントさんとの関係とかに連動してる、そういう環境に入らせてもらったっていうところかなっていうのは思います。

大竹:池津さんの変化を引き起こした印象的な言葉とか、思い出せるシーンとかってありますか?誰のことを思い出しますか?

池津:そこですね。大竹さんにインタビューをされていて、大竹さんっていうのもなんか白々しい気がしますけど。

大竹:白々しい、いやいや別に。

池津:でも、BNIの活動の中で言うと、ディレクターの人たちがどういうふうに関わってくださるかっていうギバーズゲインだから、自分が、何かを先に何ができるかを考えるんだけれども。それと同時に何か受け取ってるか、何を与えられてるかっていうことっていうと、やっぱり見返りを求めないギブをしてもらってるっていうことが、活動全般、トレーニングもそうだし、ちょっと悩みを相談した時の1to1の時間をとってもらうとか、ほんとすべて1個ずつが積み重なってるなっていう。大きなエピソードっていうのは今思い浮かばないんですけど、自分の中ではやっぱりじわじわ積み上がったもんだなっていう感じはすごいあります。

大竹:なるほど。すでにたくさん受け取っているものに気づくことが一つだということですかね。ありがとうございます。池津さんの後援者の方についてお聞きしたいんですけど、どんな関係でどんな方だったのでしょうか。

池津:私は群馬県出身で、36歳まで群馬にいたんですけれども。36まで群馬にいて、今の結婚相談所の前にやってた仕事の、前職でお世話になってた整体院をやってらっしゃる先生だったんですよね。すごくお世話にもなってたし、仕事も教えてもらっていたりとか、一緒に遊びにも連れて行ってもらったりとかっていうところではめちゃくちゃ仲良くさせてもらっていて、本当に信頼をしている方にお声かけいただいた。

大竹:なるほど。じゃあ目の前にその方がいたとして、感謝を伝えたいとしたら、どんな言葉を伝えるか。じゃあ私がその方だと思って。

池津:実際群馬にいらっしゃる方で、当時群馬から通って、東京に、チャプターに通って参加なさってたんですよね。そこまでするBNIの魅力は何なんだろうっていうのが、私が一番最初に感じた、そこまでして取り組む、それって何なんだろうっていうのが、本当に最初にもらった「WHY」だったんですけど。今群馬にBNIを持って行ったので、実際にお礼を申し上げさせていただいたこともあるんですけれど。本当にあの時のきっかけがなかったら、すごいうるうるしちゃう。

大竹:いいですよ、いいですよ。

池津:本当に今の自分はないですよね。今も、まだリタイアはしてないかもしれないんですけれども、割とゆっくりお仕事をなさってるっていうのは伺っているんですけど。本当に群馬で一緒にBNIが、どんな関わり方でもいいので、私にBNIのきっかけを作ってくれた方ということで、メンバーにも紹介したいですし、感謝とともに群馬でまたご一緒できることがあったら嬉しいです。「よろしくお願いします」と伝えたいです。

大竹:素晴らしい。ありがとうございます。

池津:ありがとうございます。


安:はい、お聞きいただきましたけれども。本当にとても素敵なお話を聞けたなと思いました。大竹さん、いかがでした?実際にインタビューされて。

大竹:そうですね。私もとても感情がこみ上げてしまって、実際自分もちょっと涙を流してしまったんですけれども。これ、素晴らしいなと思うのは、メンバーの方の数だけこのストーリーがあるっていうことなんですよね。日本で言えば1万2千以上のこういったストーリーがあって、世界で言えば30万以上のこういったストーリーが生まれていて、私たちはまだまだそれを知らないってことなんですよね。それをもっともっとたくさん聞いていきたい、発掘していきたいっていう風に思いました。

安:はい、なかなかこのポッドキャストの機会では、全ての方のお話をお聞きすることは難しいんですが。ただ、例えばチャプターという単位だったり、リージョンという単位だったり、その他でもトレーニングや何かのイベントのきっかけで、こういったお話を皆さん同士でしていただけると、また私たちとしてもそのお話を聞く機会に恵まれるんじゃないかなとも思いますしね。いろんな方のご紹介ができれば、もっともっと皆さんにとってのプラスにもなっていくのかなと思いました。この感謝の輪だったりとか、お互いに誰かの人生に登場していくっていうことの積極的な働きかけをしていくことによって、日本のメンバー、それだけじゃなくて世界のメンバーの皆さんにも、もっともっと思いを共有できる、そんなタイミングがあるといいななんて思いまし...

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